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港区学びの達人プロジェクト

2022 ICT活用プログラム「きみはジュニアサイエンティスト!2022」(全3回)

プログラムのねらい

科学者に必要なスキルの一つとして「観察する力」「記録する力」があります。このスキルを補助し、科学者の味方となるタブレットの秘めたる機能を紹介し、使いこなしてもらうためのジュニアサイエンティスト育成プログラムです。
身近な「雨」を題材に、タブレットを使った観察・記録の必要性を体感し、『2022年度版ジュニアサイエンティスト』を目指します。

実施概要

実施日時2022年6月8日〜6月22日(全3回)
会場みなと科学館・オンライン
参加者小学4年生から中学1年生 28名(対面18名,オンライン10名)

第1回目:お天気を観察しよう

実施概要

実施日時2022年6月8日(水)
会場みなと科学館・オンライン
参加者小学4年生から中学1年生 26名(対面17名,オンライン9名)

子どもたちの活動の様子

「雨はなんで降るんだろう?」「どんな種類がある?」など、身近な雨を題材に、子どもたちとお天気について考えました。科学館の方から、雨の測り方は、mlではなく㎜での測定であることや、⾬の強さの定義についてレクチャーしてもらいました。この日の東京港区の天気は曇り、降水量は0.0㎜でした。雨を集められなかった子どもたちは、次回までに家で雨を集めて来ることにしました。牛乳パックで雨水計を作成し、iPadで記録する方法を学びました。
その後、子どもたちは、科学館の外に出て、iPadを片手に、雲の動きから天気を予報したり、温度の測り方を確認して、次回のミッション「雨をあつめろ!」に備えました。

雨について考える子どもたち
雨の測り方をレクチャーしてもらう子どもたち

第2回⽬:⾬を記録しよう

実施概要

実施日時2022年6月15日(水)
会場オンライン
参加者小学4年生から中学1年生 21名

子どもたちの活動の様子

前回の宿題「⾬を集めろ」を実施してきた⼦どもたちに、発表をしてもらいました。複数の⼦どもたちが「やった!」「けど0㎜」などと報告してくれました。⾃然の観察は思い通りにならないものですね。それぞれの発表を⾒せてもらった後に「⾬の強さと降⽔量」について考えました。「1時間に1㎜の⾬ってどんなもの?」「⾬が1㎜もたまらなかったらどうする?」と⼦供たちに疑問を投げかけます。科学者に必要なのは⼯夫と根気!「たくさんの⾬が降らなかったときにどのように測定するのか、どんな⽅法があるか。」アイデアを考えることが⼤切ですね。最後に、来週の宿題「⾬の記録と⾬にまつわるものを探してくる」を伝えて終了となりました。

子どもたちの雨の記録

第3回⽬:⾬や⾬にまつわるものを探して記録してこよう

実施概要

実施日時2022年6月22日(水)
会場みなと科学館・オンライン
参加者小学4年生から中学1年生 22名(対面16名,オンライン6名)

子どもたちの活動の様子

今週も⾬を待ちわびていましたが、なかなか⾬が降りませんでした。「なかなか⾬が降らない…」「0㎜!」との報告があいつぎました。そんな中、⾬を記録したり、おもしろい雲を写真に撮った⼦どもがみんなの前で発表してくれました。写真に書き込みをいれている発表に「そのやり⽅、いいな」という感想もあり、他の参加者から学び取る様⼦もみられました。
その後は気象科学館に移動して、本物の⾬量計、感⾬器、⾬粒を観測できる機械などを⾒学しました。さすが学びの達⼈候補のみなさんで、思い思いに展⽰を⾒学し、解説員さんにそれぞれの疑問をぶつけていました。iPadを使えばできること、使ってもできないことを「⾬」という題材をとって、⼀緒に考えてみました。「⾬の匂いや⾬の感触などはiPadではどう表すことができるか?」さらに疑問が増えたところで、今回の学びの達⼈は終了となりました。少しだけ「学びの達⼈」に近づいたみなさんに「達⼈証明書」を授与して今回のプログラムは終了となりました。

⾬について発表する子どもたち
⾬量計についてレクチャーしてもらう子どもたち

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